2. 薬効1 肝臓病・ガン

肝臓病に効果

中国福建省で製造されている『片仔コウ』のことは、先に触れましたが、この製薬の主成分は田七人参で、およそ85%を占めています。残りの成分はジャコウが3%、牛黄が5%、蛇胆が7%となっています。
『片仔コウ』というこの漢方薬に絶大な人気が集まるのは、急性肝炎、慢性肝炎に著しい効果があるからです。肝臓病は、いまでは代表的な生活習慣病(成人病)になっていますが、とくにC型肝炎に悩む人は、日本にも数百万人います。C型肝炎は悪化させなければ、おそれる病気ではありませんので、田七人参の効果を期待するというのも、賢明な方法でしょう。

ガンにも効果

ガン発症の原因は、血液の循環不全とそれにともなう血液そのものの汚れが、大きく関わっていることがはっきりしてきました。つまり、ガンの予防や治療には、血液の浄化からアプローチする方法が、注目されているのです。
田七人参には食品分析によって、田七サポニンA・B、田七ケトンなど薬理効果があきらかな特殊成分が発見されています。さらに、まだ分析されていない未知の成分も数多く含まれています。血液を浄化するということは、ガンに限らず、すべての疾患に有効ですので、田七人参に大きな期待がかかっています。


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